大好きな彼との恋が終わった時、誰もが悲しくて何も手につかなくなりますよね。彼との写真を見ては楽しかった日々を思い出し、涙が止まらなくなります。前に進みたいという気持ちはあっても、悲しみが強すぎて自分でも何をしていいのか分かりません。ここでは、そんなあなたのための「辛い失恋から立ち直るためのステップ」をご紹介します。
失恋からの立ち直り方!まず取り組むべきステップ
失恋からの立ち直り方で最初にしてほしいことは「失恋したことを事実としてきちんと認める」ことです。辛い現実から目を逸らしたい気持ちは分かりますが、気持ちを押し殺して無理して前へ進もうとしても結局はうまくいきません。彼のことや楽しかった思い出を振り返って、思いきり泣くのもいいでしょう。気持ちが落ち着くまでには時間がかかりますが、ここでしっかりと時間をかけるほど、あとで前へ進むための力が充電できます。この時期は、1人で過ごしてみるのもいいかもしれません。彼氏のいる友人の幸せそうな話を聞く余裕はないでしょう。自分自身と向き合って、なぜこの恋愛がうまくいかなかったのか、自分にも直すべきところがあったのではないかなど思いを巡らせながら、湧出してくる感情を紙に書き出してみるのもオススメです。目に見える言葉にすることで、客観的に自分と向き合うことができるでしょう。もし友人に話を聞いてもらいたい気分であれば、ここぞとばかり思いきり甘えてみてください。悲しみが少し落ち着いてきたら、彼との写真や思い出の品などを処分しましょう。SNSなどで彼氏と繋がっていた人は、登録を解除した方がいいかもしれません。関係をきっぱり断たないと、つい気になってズルズルと近況をチェックしてしまい、いつまでも忘れることができません。相手への思いを断ち切るためには必要なステップです。少しずつ前向きな気持ちになってきたら、次の恋に向けての準備期間です。自分磨きをしたり、1人で旅行に行ったりするなど、1人の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。もしかしたら、その中で自然に新しい出会いがあるかもしれません。その頃にはきっと、失恋の経験が何か新しいことや新しい人との出会いのためだったと思えるようになるでしょう。
なかなか立ち直れない時にやるべきこと!効果的なテクニックは?
そうは言ってもなかなか失恋の痛手から立ち直るのは難しいものです。焦って前を向こうとしても気持ちがついていかず、1人で空回りしてしまうでしょう。そんな時にぜひオススメしたいのが「一人旅」。できれば全く知らない土地を訪れるのがいいでしょう。自分のことを誰も知らない場所では気持ちがフラットになりやすく、失恋の痛手を忘れやすくなります。常に1人なので自分自身とじっくり向き合うことができ、抑えていた感情や思いを再確認できます。また、自然や風景の美しい場所を訪れると、「なんて小さなことで悩んでいたんだろう」と思えるかもしれません。旅先での出会いや出来事の1つ1つが、体に染み込むように吸収できるはずです。自宅にいながら失恋を癒してくれるものであれば「映画」がオススメです。あえて恋愛映画を見て思いっきり浸って泣くのもよし、見たら思わず笑ってしまうコメディーを見るもよし。映画は一時現実を忘れさせ、別世界へと連れて行ってくれます。気持ちが少し落ち着いてきた頃には何か新しいことを始めてみるのもいいでしょう。ジム通いを始めてみたり、気になる習い事を始めてみたりなど、外に出ることが大切です。特に今まで彼氏だけだったという人は、自分の世界をもっと広げてみませんか。新しい人との出会いもきっとあるでしょう。必ずしも恋愛関係に繋がる出会いではないにしても、人との出会いはいいものです。自分から積極的に外へ出ていくことで新たな楽しみが増えるはずです。
失恋から立ち直れるかも?元気をくれる名言
・「愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。」(三島由紀夫)
深い言葉ですね。三島由紀夫さんは、男性は愛することに対して不器用で無神経だとも言っています。たとえ、ひとつの恋が終わったとしても、次出会う人はきっともっとあなたのことを愛してくれる男性のはずです。
・「思い出が悲しいのではない。思い出を美化するから、悲しいのだ。」(秋元康)
過ぎてしまうと全ての出来事が楽しかったと感じますが、付き合っている時には喧嘩もし、相手の嫌な部分も多く見たはずです。いつまでも過去を振り返らないことが、失恋から抜け出す近道になります。
・「絶望に満ちた世界にあっても、あえて夢を追わなければならない。不信に満ちた世界にあっても、あえて信じなければならない。」(マイケル・ジャクソン)
・「失ったものばかり数えるな!無いものはない! 確認せい! お前にまだ残っておるものはなんじゃ!」(漫画ワンピースのジンベエ)
いつまでも悲しんでいたらいい縁も巡ってこないはず。一度どっぷりと落ち込んだら、前向きな気持ちで過ごしましょう。ただし無理はしないで、自分の正直な気持ちに耳を傾けてくださいね。
・「許すことは忘れることとはちがう。つらい記憶を水に流し、心の痛みを消すことなのです。」(メアリ・マクロード・ブスーン)
別れを相手のせいにしていても何も始まりません。心の痛みを手放して再スタートしましょう。別れは新たな出会いの始まりと思えるようになったらもう大丈夫です。新しい出会いはもうすぐそこまで来ているでしょう。
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